いつまで想い続ければいいんだろう



いつになったらこの想いは届くんだろう


嫌いになれば楽なのに・・・・


そう考えると胸が痛くて


やっぱり私はあなたを嫌いになんかなれない



神様って意地悪だわ





気付いて欲しい気持ち





今年ホグワーツで三校対抗試合が行われる

というわけで他校から生徒もきている


「フラーって綺麗だよなぁ。」


の向側の席で遠くの女性を見つめるロン


「そだねぇ。」


は素っ気なく返事をした


「ハリーもそう思うだろ??」

「そ、そう?」


ハリーはのほうをチラッと見てから曖昧な返事をした



ハーマイオニーもハリーもがロンのことを好きなのを知っている(むしろ相談した)

だから2人ともに気を使っている









ロンのかっこいいところ









ちょっと間抜けなところ



でもとっても優しいところ




私はロンのすべてが好きなのに―――






ロンを想って3年・・・

今の関係を壊すのが怖い

告白して気まずくなるのなら今のままでいい

そう思うからずっと気持ちを伝えられないままでいる









?」

「え?あぁ、ゴメンネ。」


黙り込んでいるを見てロンが声をかけた









「僕さ、フラーのことダンスパーティーに誘おうかなぁ。」











「・・・え?」







そっか・・・


ロンはフラーのことが好きなんだ


こんなに想っても私の想いは伝わらない



でも仕方ないよね・・・・・・





「ロン、キミどうしたんだよ?」

「何が?」

「ダンスパーティーに誘うって本気で言ってるのかい?彼女何とかって言う血が混じってるんだろう?





君そんなのに惑わされてる場合じゃないだろ。」





「あっ・・・でも。」







ハリーはロンに少し怒りを感じている

ハーマイオニーも何も言わないがロンを睨みつけている

は何にも考えられなくてただ下を向いていた











・・・・・・・・・






この場にいたくない






無意識には席から立っていた



。」




心配してハーマイオニーが声をかけた

でもには答える余裕はなかった





「・・・ロン、それいいと思うよ。フラー人気あるみたいだから頑張ってね。」



ロンの顔は見れなかった


なりにロンに自分の気持ちがばれないように声を振り絞った


それからは大広間を出た





何処に行くか自分でもわからないけど


もうあの場にはいられなかった