いつも笑顔で
優しくて
とってもかっこいいあなた
私の気持ち届けます
2人のお届け物
「明日はバレンタインかぁ。」
「そうね。」
「ハーマイオニーは誰かにあげるの?」
「え?」
夕食を食べ終えたとハーマイオニーは談話室で話をしていた
「もしかしての国では女の子があげるの?」
「あっ、うん。でもこっちではちがうんだね。」
はため息をついた
「はぁ、あげたかったなぁ。」
「ハリーに?」
「う、うん///何で知ってるの?!」
「見てればわかるわよ。」
ハーマイオニーはにこっと笑った
「あげたらいいじゃない。」
「えぇー。でもへんじゃないかな?」
「そんなことないわよ。それがの恋の表現の仕方なんだから。」
「ハーマイオニー!!///」
は顔を真っ赤にした
そしてハーマイオニーに勧められるままチョコレート作りに取り掛かった
「ねぇ、ロン。」
「ん?」
「僕明日に何か渡そうって思ってるんだけど。」
「ぶっ、えぇ???!!!///」
ロンはハリーの突然の発言に食べていたものを噴出した
「大げさだよ。」
「ごめん、いや、でも本当かい?」
「うん・・・。」
ハリーは照れ隠しにちょうど目の前にあったデザートを頬張った
「いいんじゃないか。」
「そう?じゃあ早速準備してくるよ。」
そういい残してハリーはその場を去っていった
「よしっ、何とか間に合った。」
誰にもばれないようにこっそりと徹夜をして
は何とかハリーへの贈り物を完成させた
「すごいじゃない、。」
「じゃあ早速いってくるね。」
「うん、頑張ってね。」
はハーマイオニーの声援受けハリーの元へと向かった
はまず談話室へと向かった
しかしそこにハリーの姿はなく
一人たそがれていたロンに声を掛けた
「ねぇロン、ハリー見なかった?」
「あれ?を探しにいったんだよ。」
「私を?」
はロンにお礼をいい急いでハリーを探しに行った
「ハリーどこだろう・・・うわっ!!」
はきょろきょろしながら廊下走っていた
すると前から来た人にぶつかり危うくチョコレートを落としそうになった
「危なかったぁ、危機一髪。」
「ごめん、大丈夫かい?」
「うん。こちらこそゴメンネ。」
が立ち上がって前を見ると
そこには眼鏡をかけ直していたハリーの姿があった
「!!」
「ハリー!!」
二人は思わず同時に叫んだ
「良かった、やっと見つけた。」
「あっ、ロンから聞いたよ。どうしたの?」
ハリーは手に持っていた一輪の薔薇の花をに差出した
「今日はバレンタインだから。」
「私にくれるの?///」
ハリーは黙ってただ笑顔をに見せた
「ありがとう、嬉しい。・・あの、それでね・・・。」
は一晩かけて作ったチョコレートが入ってる包みをハリーに手渡した
「私の国ではバレンタインの日に女の子が好きな子にこういうのあげるの。」
から包みを貰ったハリーはただ呆然と固まっていた
「すごく嬉しいよ、ありがとう。」
「こちらこそ綺麗な薔薇ありがとね///」
は薔薇をそっと抱きしめた
「あのさ、『好きな子にあげる』ってことはは僕のことが好きってこと?」
ハリーは恐る恐るに聞いた
その言葉には顔を赤く染めた
「うん//ハリーのこと好きです///」
は恥ずかしさのあまり俯いた
ハリーはそんなの顔を覗き込むように屈み
の唇にそっと口付けた
「ハリー!!!/////」
「僕も同じ気持ちだってこと。」
ハリーは不適で幸せそうな笑みをに向けた
私の届けた気持ち
それはあなたと同じもので
綺麗で甘いこれからの私たちの恋を
作ってくれました
FIN...